【外から見る韓国】韓国は「国際行事強迫観念」から抜け出すべき(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.10 10:03
韓国は定期的に開催されている国際会議を1回以上開催した。もう国際会議はソウルだけでなく他の都市でも日常的なことになった。韓国を世界文化地図で一層目立たせる効果もある。数多くの外国人がプルコギを初めて味わう喜びを国際会議への参加をきっかけに体験する。宿泊・飲食業にも助けになる。私は取材のため93年大田(テジョン)エキスポにきた。エコノミストに掲載した記事にも書いたが韓国の発展の姿に対して自負心を感じる韓国人に接したのが私が感じた最も大きな喜びだった。
それでは国際行事開催を好ましく思わない理由はないのだろうか。問題は行き過ぎた楽観主義と不十分な計画のために発生する予想できない費用だ。さらに韓国の地方自治体はソウルの息の詰まる陰から抜け出して存在感を誇示したがる。もちろん共感はできるが地方自治体が「納税者のお金を創意的な方式で浪費している」という話が出るのが問題だ。