イラン核合意の隠れた暗礁…テヘラン・平壌「核・ミサイルコネクション」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.06 09:26
2日に発表されたイラン核合意の隠れた暗礁は、イラン内の核でなくイランの外側である北朝鮮の核となる見込みだ。米国内では、イランが北朝鮮を通じて核をアウトソーシングするのを防ぐべきだという主張が提起された。また、米国内の交渉反対派はイランと北朝鮮の核・ミサイルコネクション疑惑を持ち出し、6月の最終合意を控えて変数に浮上する可能性がある。
米国の北核専門家であるデビッド・オルブライト科学国際安保研究所(ISIS)所長は先月30日、「イランとの合意文に必ず盛り込むべき条項は、北朝鮮など外部の国との核拡散の防止」とし「イランは北朝鮮から相当量の低濃縮ウラン、さらには高濃縮ウラン(HEU)やプルトニウムを持ち込む可能性がある」と主張した。中国専門家のゴードン・チャン弁護士もオンラインメディアのデイリービーストに「国際原子力機関(IAEA)がイラン核施設を査察する間、イランは他のところで核爆弾を組み立てる可能性がある」と主張した。