「革新」取り戻した日本企業、一層強く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.30 10:33
東京・赤坂の富士フイルム本社3階には「オープンイノベーションハブ」がある。同社の技術を展示している場所だ。一瞬、本当にフィルム会社の展示館なのかと目を疑う。化粧品、医薬品、超精密印刷機などが主な展示物だからだ。だが、以前の技術を見て初めて理解できる。コラーゲン、ナノ、光学などフィルムを作るために使われている各種コア技術がどのようにして新技術に発展したのか見せているのだ。
2001年にはカメラフィルムなどイメージ関連事業が富士フイルム全体の売上に占める比重は46%だった。この比重が昨年は15%に減った。オープンイノベーションハブ館長の山田隆氏は「果敢な革新を通じ、先細りするフィルム事業から新たな製品を見つけた」と話した。