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【時視各角】理由もわからず切られるCEO=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.26 13:29
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片目の国では両目があるのが非正常だ。見慣れないとして時折話題になる。先週文徳圭(ムン・ドクキュ)SKネットワークス前社長の抗議メールが広く知られたのもそのためだっただろう。文前社長は人事権者に送った電子メールに、「何の理由や説明もなく退任させる慣行は根絶されなければならない」と書いた。「こうした不透明な人事で40年の名誉と自尊心が崩れた」とも書いた。彼は昨年末に解任された。社長になってから22カ月だ。任期を満了できなかったことに憤慨し悔しかったようだ。

事実一言一句正しい言葉で、その心情は十分に理解できる。リーダーシップこそ経営という錬金術の必要十分条件だ。オーナーではない最高経営責任者(CEO)のリーダーシップはどこから出るか。オーナーの支持と信頼だ。支持と信頼? ところでそれをどのように確認するのか。以心伝心? 不安だ。いつ背を向けられるかもわからないのが心だ。言質? 文書? ぎこちなくて固い。効果も疑わしい。そこで出てきた制度が任期保障だ。商法は登記役員の任期を3年に定めた。だが3年、よその国の話だ。韓国の上場企業CEOの任期は平均31カ月。米国の6.4年、日本の4.6年に比べ大幅に短い。30大グループのCEOの3人に2人は3年を満たせない。だから文前社長の「任期を満たせずに理由なく切られた」という抗弁は共感百倍だが、どこか見慣れずぎこちなく感じられるものだ。韓国のCEOというものはそういうポストではないのか。オーナーの心が変われば家に帰るポストだ。

 
民は100歩譲ってそのようにできるとしよう。官はどうなのか。CEOが長官ならば大統領はオーナーだ。民に勝るとも劣らない。金融だけ見ても知ることができる。先月17日に新しい金融委員長内定が発表された。その日突然更迭された申斉潤(シン・ジェユン)委員長はどうだっただろうか。人事権者に理由や説明を聞いたのだろうか。私はわざわざ彼に尋ねなかったが推察はする。知人らによると彼が更迭直前に大統領と単独で面談した後、表情は明るかったという。金融委員会の後輩の中には、「3年の任期は問題ない。このままだと副首相まで行くのではないか」という話も行き来したという。ところがなんということか。突然更迭発表が出され、申委員長のある側近は「委員長も状況を知らないという。どうしたことなのか」と私に尋ねた。私は彼に問い直した。「韓国の長官というポストはそんなものではないのか。大統領の心が変われば家に帰るポストだ」。


【時視各角】理由もわからず切られるCEO=韓国(2)

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