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【時視各角】AIIBに込められた習近平の夢(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.19 09:33
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習近平が一から新しい国際金融機関、AIIBを作ろうと決心したのもこのことだっただろう。NDBが地球の反対側から始まったとすれば、AIIBは中国の居間で始まる。より具体的で象徴性も大きい。それだけ習近平の尽力も多い。当時青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は、「習近平がAIIB構想を公式に発表したのは2013年10月だが、韓国に意向を打診してきたのは2012年、李明博(イ・ミョンバク)政権末期だった」と話した。

「AIIBは朴槿恵政権のユーラシア・ドレスデン構想と通じる。AIIBに参加する代わりに中国に北朝鮮支援のための北東アジア開発銀行参加を要求しようというのが韓国の戦略だった。ところが習近平訪韓を控え突然米国が頑強に反対した。大統領も困り果てた。韓国は米国の顔色ばかりうかがった」。

 
習近平はこうした韓国の状況と本心を知り尽くしている。中国外交部の劉建超次官補が3日前に「韓国がAIIB創設メンバーになるよう願う」と強く圧迫したのにはさまざまな策略があるだろう。米国の反対圧力に対抗し韓国の負担を減らそうとする意図もそのうちのひとつかもしれない。

戦略的・経済的に見れば韓国のAIIB参加は当然のことだ。残ったのは政治的な考慮だけだ。こういう時は歴史が鏡になる。遠くない過去、通貨危機の時を振り返るだけで十分だ。当時IMFと米国はどうだったか。すさまじい緊縮と苛酷な構造調整を韓国に強要した。カムドシュIMF総裁の「偽装された祝福」という言葉遊びはいつまでも韓国経済、韓国国民のトラウマとして残った。韓国には他の選択肢がなかった。米国の金融寡占が消費者の選択を制限したためだ。ワシントン対北京、IMF・ADBに対抗するNDB・AIIBがひとつずつあるのが良い。米国の同盟国英国だけでなくフランス、ドイツ、イタリアまで続々とAIIB参加を宣言しているではないか。いま私たちが見なければならないのはオバマの、習近平の表情ではない。世界金融の未来、韓国経済の未来だ。

イ・ジョンジェ論説委員


【時視各角】AIIBに込められた習近平の夢(1)

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