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「過去の整理が和解の前提」…メルケル首相、日独首脳会談で歴史反省促す

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.10 07:25
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日本を訪問中のメルケル独首相は9日、「過去を総括(整理)することが(戦争加害国と被害国間の)和解の前提になるものだ」とし、“加害国”日本の正しい歴史観を求めた。

メルケル首相はこの日、安倍晋三日本首相と首脳会談を終えた後に開かれた共同記者会見でこのように述べ、「ドイツは第2次世界大戦の過ちを整理できたため、後に欧州の統合を実現できた」と強調した。また「ドイツではどのように過去を整理し、どのようにナチスが犯した恐ろしい罪悪に対応すればよいのかについて議論があった」と付け加えた。

 
これに先立ちメルケル首相はこの日午前、朝日新聞社と「ベルリン日独センター」が共同で主催した講演会で、「ドイツはナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)にもかかわらず、国際社会から受け入れられる幸運を享受した」とし「これはきちんと過去と向き合う一方、連合国も過去を克服するドイツを見守ったため」と述べた。

北東アジアの隣国間の緊張が高まっていることについては「ドイツが助言する立場ではない」としながらも「最も重要なのは平和な解決策を模索しようという試み」と強調した。特に韓日関係については「価値観もそうで技術力にも共通点が多いため、つながりを強められる可能性はあるとみる」と指摘した。

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