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【コラム】朴大統領、中東グランドデザインをする時(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.05 16:37
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朴槿恵(パク・クネ)大統領が1日から8日まで歴訪中のクウェート・サウジアラビア・アラブ首長国連邦(UAE)・カタールはともに豊かな産油国だ。オイルダラーを基礎に脱オイルの新産業発展を追求している。このため韓国と経済協力をする点が多いというのが、青瓦台(チョンワデ、大統領府)側が説明する歴訪の理由だ。青瓦台は今回の歴訪を通じて「第2の中東ブーム」を起こそうという意図を隠さない。特に文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部長官が大統領の歴訪に同行した姿が目を引く。韓国の保健医療システムが、福祉需要が急増する中東に本格進出する象徴的な姿であるからだ。特にサウジへの進出が有望だという。

ところがサウジの王室と政府が最も注力する分野は福祉でなく安保とセキュリティー分野だ。サルマン・ビン・アブドル・アジズ・アルサウド・サウジ国王(80)が1月の即位後、国防相に三男ムハンマド・ビン・サルマン・アルサウド(35)を座らせたのを見ても、どれほど安保を懸念しているか分かる。現在、世界で最も若い国防相だ。年齢に関係なく絶対的に信頼がある子に国防を任せるという意志が表れている。

 
サルマン国王も2011年11月から即位直前まで国防相を務めた。実際、国防はサウジ王室の最高の関心事であり、政府の最優先政策目標だ。予算がこれを物語っている。先月の英国国際戦略研究所(IISS)の報告書によると、サウジは昨年808億ドルの国防費を使った。米国(5810億ドル)・中国(1294億ドル)に次いで世界3番目に多い。ロシア(700億ドル)や英国(618億ドル)を上回る。国際通貨基金(IMF)によると、2013年のサウジの国内総生産(GDP)は名目金額基準で7480億ドル(世界19位)と、韓国(1兆3045億ドル、世界14位)の57%だ。にもかかわらず国防費支出は344億ドルと、世界10位の韓国の2.3倍にのぼる。実際、サウジには安保不安要因が多い。最近は隣国イラクの北部地域を掌握した過激主義武装組織イスラム国(IS)を注視している。すでに昨年下半期、国境地域でイスラム国の仕業とみられる攻撃を受け、サウジ軍3人が死亡し、自爆テロ犯4人を射殺した。首都リヤド付近でもイスラム国の主導とみられる人質劇が発生し、警察1人が命を失った。サウジとしては積極的に対応するしかない。サルマン国王の息子で空軍パイロットのハーレッド・ビン・サルマン・ビン・アブドル・アジズが昨年9月、米国が主導するイスラム国空襲に参加し、シリアに出撃したほどだ。出撃後の写真がメディアに公開されると、イスラム国から脅迫を受けたりもした。


【コラム】朴大統領、中東グランドデザインをする時(2)

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