【中央時評】朴槿恵大統領、ロシアに行かなければならない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.05 11:46
韓国政府が近く下さなければならない最も重要な決定の1つは、朴槿恵(パク・クネ)大統領が5月にモスクワで開かれる第2次世界大戦戦勝記念日行事に参加するかどうかであろう。この決定には、ロシアだけでなくロシアのウクライナ侵攻のためにこれに反対の意思表明をした米国の立場を考慮しなければならない。さらに重要なのは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)の出席の可能性が知らされながら南北首脳の面会と対話までも念頭に置かなければならない。
国益と原則という2つの要素を考慮してみれば、結論的に大統領はロシアに行かなければならない。これは米国が韓国にとってより重要ではないからではない。むしろ米国は市場経済と民主主義の価値を共有する同盟国として対話を通じて韓国の立場を納得させられる国家であるからだ。