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北、追加でミサイル発射の兆候…韓米が監視態勢強化

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.03 17:09
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北朝鮮が2日、スカッドC系列と推定される短距離弾道ミサイルを発射したのに続き、射程距離1300キロ前後の中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射を準備中だと、情報当局者が述べた。情報消息筋は「北が先週の後半から平安北道東倉里付近のノドン発射基地近隣に移動式発射車両(TEL)を展開し、ミサイル発射を準備している状況がみられる」とし「実際に発射する可能性があるとみて、韓米情報当局が精密監視している」と説明した。

北朝鮮は1997年、ノドンを実戦配備し、約200基を保有中と、軍当局は把握している。日本のほとんどの地域を攻撃でき、約700キロの弾頭を搭載できる。

 
特にノドンは移動式発射台を利用し、随時移動しながら発射できるため、確認が難しく、それだけ脅威になると評価されている。北朝鮮はノドンとともに2日に発射したスカッドなど北朝鮮のいくつかの地域でミサイル発射の動きを見せ、軍当局は監視態勢を強化した。

軍当局は北朝鮮が韓米合同軍事演習キー・リゾルブとトクスリ訓練に対応する次元でミサイルで武力示威を継続する可能性があるとみている。北朝鮮は昨年3月26日にも平壌(ピョンヤン)北側の粛川(スクチョン)発射場でノドンを発射するなど、訓練期間に8回にわたり約90発のミサイルと長距離ロケットを発射した。

キム・ミンソク国防部報道官はこの日の定例記者会見で、「韓国軍は北の追加発射の可能性を注視している」とし「韓米の協調のもと連合監視態勢も強化しており、危機管理体系を稼働し、いつでも対応できるよう即刻対応体制を維持している」と述べた。

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