子供は人格、大人は市民意識…生涯学習観点で制度づくりを=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.26 14:22
「大人がまず変わらなければならない」「旅客船セウォル号惨事は大人の人格がどれほど重要なのかに改めて気づかせてくれた」--国会立法調査処と本紙人格教育研究所が25日共同主催した「人格シンポジウム」で出てきた言葉だ。参席者は、韓国社会における成人たちの人格のための教育が切実だと主張した。
基調発表者である慶煕(キョンヒ)大人類社会再建研究院のソン・ギョンジェ教授は「大人がしっかりしていないのに子供だけに正しい人格を求めるのは矛盾している。成人の人格教育のために市民教育をすべき」と話した。司会者であるキム・ヨンレ元同徳(トンドク)女子大総長は「セウォル号事故で船長と船員が正しい人格を持っていたなら、このような大惨事にはならなかっただろう」と指摘した。