金鍾泌元首相「日本、韓国を下に見る…お互い刺激控えるべき」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.25 08:50
午後遅く葬儀場を訪れた新政治連合の安哲秀議員は金鍾泌氏に最近のドイツ訪問を伝え、「メルケル首相はもう10年だが、まだドイツ国民の愛と自負心は大変なものだ」とし「我が国にもそのように愛される指導者がいなければならない」と述べた。金鍾泌氏は「内閣責任制をすれば政党が責任を取り、うまくすれば国民が17年まで支持する」とし「5年単任制で何かをするには無理がある」と話した。これに先立ち金鍾泌氏は新政治連合の文喜相元非常対策委員長に「与野党というのは国会の中では戦うが、外に出れば酒も交わし、慶事があれば楽しく遊ぶものだったが、最近は与野党の間で夕食を一緒にすることもないようだ」と話すと、文議員は「そう通りだ」と言って苦笑した。
ユーモア感覚はこの日も見られた。セヌリ党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員が「私がソウル中区で初めて出馬した時、わざわざ遊説場に駆けつけてくださったことを覚えていますか」と尋ねると、金鍾泌氏は「いや、あの時は美人を一目見ようと…」と答え、笑いに包まれた。ある報道機関の幹部が「私も7年前に妻を亡くした」と話すと、「7年経てば一人で暮らすこともマスターされたようだ」と話し、安澤秀(アン・テクス)元議員が「今年で73歳」と話すと「まだ青年だ」と言って笑った。前日に朴槿恵(パク・クネ)大統領が弔問したことについては、「いくらか分からないが(支持率は)およそ20-30%上がったはず」と話したりもした。
朴大統領との対話で内閣制改憲や南北統一に関するテーマが出てきたという観測が出ていることに関し、金鍾泌氏は「そんなことがどこにあるのか。それは違うケースだ」と否認した。
金鍾泌元首相「日本、韓国を下に見る…お互い刺激控えるべき」(1)