【コラム】韓国人と日本人…老後、もう一つの極端な対照(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.06 16:39
日本で4年間過ごした経験があり、韓国人と日本人を十中八九は区別できる。ソウル明洞(ミョンドン)や南大門(ナムデムン)付近、江南(カンナム)駅、清潭洞(チョンダムドン)付近で遠くから日本人が歩いてくると、ほとんど分かる。一緒にいる私の同僚は分からないことが多い。容貌や服装の細かな差を知らないからだ。
本当に似ていると感じるのが韓国と日本だが、知ってみると違う点はとても多い。退職後の経済能力と老後の経済的余裕も天地ほどの差がある。韓国人の人生の晩年は日本人に比べるとかなり大変だ。先に日本を見よう。日本は高齢者が死亡する時、退職時よりも多くのお金を残すケースが多い。一般的に日本で平凡な退職者は3000万円ほどの現金を持ってスタートする。韓国貨幣では3億ウォンほどだ。長い老後を考えればそれほど多い金額でない。しかし日本人高齢者が死去する時、このお金は4000万円に増えていることが多いのだ。約4億ウォンだ。