劉院内代表「大胆な人的刷新」要求に…朴大統領は黙殺無返答
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.04 11:23
朴槿恵(パク・クネ)大統領は3日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で国務会議を主宰した。普段は午前10時からの会議だが、午後2時から開かれた。午前の国会で金武星(キム・ムソン)代表の交渉団体代表演説に国務委員が参加したからだ。会議時間は変わったが、朴大統領は普段と変わらなかった。
金代表が午前の演説で「増税なき福祉は不可能だ。政治家がそういう言葉で国民をあざむくのは正しくない」として「増税なき福祉」基調を維持する青瓦台を標的にし、劉承ミン(ユ・スンミン)院内代表が「大胆な人的刷新をしてほしい」と要求したが、朴大統領は答えなかった。代わりに青瓦台と内閣間の疎通だけを強調した。与党との意思疎通については言及することもなかった。朴大統領は「今後、内閣は国務調整室を中心に部署間の政策調整と協議をより一層強化して、新設される政策調整協議会を通じて事前協議と調整も強化することを願う」と話した。それと共に「年末精算関連の問題でも見たように、政策の趣旨や大きな枠組みの計画が適切であっても、需要者に及ぼす影響を細かく把握できず負担を与えることになれば、政策の根本趣旨さえ揺らぎかねない」と指摘した。