韓国、潜水艦司令部を創設…世界6番目(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.02 09:03
原子力潜水艦を保有する米国や中国の競争も激しい。原子力潜水艦58隻を保有する米国は中国を意識し、大西洋に集中させていた潜水艦など海洋戦力の60%を太平洋に集中させている。8000トン級が主力の中国も従来の原子力潜水艦4隻に追加で唐(1万6000トン)級原子力潜水艦6隻を2020年までに開発する予定だ。
11隻の原子力潜水艦を保有するロシアも8隻(1万3000トン)を追加で建造している。日本は中将が指揮する独自の司令部の潜水艦隊を運営し、2021年までに22隻のディーゼル潜水艦を建造する計画だ。
2011年に韓国がインドネシアに潜水艦3隻の輸出を決めると、インドやタイまで潜水艦戦力の増強に動いた。国防部の関係者は「現代重工業がインド潜水艦建造事業に進出するために現地法人を設立し、タイも潜水艦の導入を検討中と把握している」と伝えた。この関係者は「潜水艦の先進国である米国とロシアは輸出しないため、東アジア潜水艦市場をめぐり韓国はドイツ(HDW)、日本などと競争が避けられない」と述べた。