「動くミサイル基地」3千トン級潜水艦を2020年に導入=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.05 09:00
水の中で隠密に動く潜水艦は、だれも知らないうちに攻撃する威力的な武器だ。各国の海軍はそれで潜水艦を戦略兵器に分類する。新しい長距離ミサイルが次から次へと開発され潜水艦の大きさも日増しに大きくなっている。各国が2000トン級以上の大型潜水艦保有競争を行う理由だ。大型潜水艦は潜水艦大国であるロシアや中国、日本、欧州の一部の国だけが保有しており、このうち3000トン級はディーゼルエンジンを使う潜水艦で最も大きい規模だ。米国はここからさらに進んで、ディーゼル潜水艦を廃棄しすべて4000トン級以上の大規模原子力潜水艦を運用中だ。
韓国海軍も2020年にこのような「ロマン」を実現することになった。韓国海軍関係者は4日、「2020年から2030年まで順次3000トン級潜水艦9隻を確保するという計画が国防部を通過した。1月に設計に入った」と明らかにした。ここに投じられる予算は3兆1000億ウォン(約2727億円)。現在大宇造船海洋で韓国の技術を採用した設計と建造を引き受けた。海軍は2005年から大型潜水艦保有を推進してきたが予算などの理由で遅れていた。