韓国と日本の新入社員の給料を比較(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.27 10:54
韓国の大卒新入社員は日本企業に比べ高い給料をもらっていることが明らかになった。代わりに職級が上がるほど賃金引き上げは薄くなる。韓国企業は人材を選ぶ時はお金を潤沢に使うが、採用した後は多く与えないという話だ。
こうした賃金政策は日本企業と正反対だ。日本の大卒初任給は韓国より少ない。代わりに職位が上がるほど賃金が大きく増える。成果と生産性が検証される前の新入社員には賃金を少なく払い、役割と責任が重くなればそれに見合った待遇をするという意味だ。
特に韓国では能力とは関係なく企業の規模による賃金格差が大きい。韓国では大企業と中小企業間の大卒初任給に26%の格差が生じる。日本は企業規模による賃金格差は5%に満たない。こうした事情から韓国の青年は日本と違い大企業への入社ばかりを狙う。こうした賃金不均衡が労働市場のミスマッチ(不均衡)と青年失業の原因という指摘が出ている。