サムスン1人立ちの動き…海外メディア「グーグル・クアルコムと決別」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.22 10:10
日本経済新聞(電子版)は21日、「サムスンの次世代戦略、グーグルとの蜜月の終わり」という記事でスマートフォンの業績が鈍化しているサムスン電子がモノのインターネット(IoT)への投資を増やしていると報道した。これによると、今年IoTに1億ドルを投資するサムスンは、米シリコンバレーのベンチャー企業の買収とフェイスブックとの協力を強化し事業領域を拡大している。特にグーグルの「アンドロイド」に対抗するためインテルやソニーなどと連合して開発したモバイル基本ソフト「タイゼン」を公開し、サムスン主導のスマート生態系構築に努めている。同紙は、プラットフォームを掌握するためにはグーグルとの別れが必須としながらも、製品を貫く哲学があるかは疑問だと伝えた。
ブルームバーグもこの日サムスンの独自の歩みに注目した。ブルームバーグはサムスン電子が上半期の発売を準備しているスマートフォン「ギャラクシーS」の新型機種から米クアルコムのアプリケーションプロセッサ使用を中断することにしたと消息筋の話として報道した。昨年末から提起されている発熱問題が直接的な原因だが、サムスン電子が独自のプロセッサ生産部門を強化し独立的な体系に進もうとするものとの分析が出ている。