【コラム】中国式革新、「ギャラクシー危機」のもうひとつの理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.24 08:48
「マルクス共産主義」も中国に来れば「毛沢東式共産主義」に変わる。「中国特有の社会主義」はそのように出発した。中国では法治も「中国式法治」となる。党が憲法の上に君臨するシステムという話だ。革新もそうだ。中国に来れば「中国特有の革新」になる。先月ニューヨーク証券市場に華麗に入城したアリババがこれを見せてくれる。
マイクロソフト、アップル、グーグル、フェイスブックなど米国のIT企業は商品(サービス)に革命的進歩をもたらして成功することができた。しかしアリババは違う。ビジネスモデルである電子商取引システムはイーベイやアマゾンなどに学んだだけで革新というには距離が遠い。新しいサービスを開発したのでもない。それでもニューヨークの投資家はアリババの企業公開に約218億ドルを集めた。