核心センサーひとつ作れない韓国…「IoT辺境国」転落の危機(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.20 15:15
サムスン電子消費者家電(CE)部門の尹富根(ユン・ブクン)社長は今月初め、米国ラスベガスで開かれた世界最大の家電展示会「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(Consumer Electronics Show)2015」の基調演説で、20種余りのにおいを区別できる超小型嗅覚センサーや細かい動きを把握する動作認識センサーなどを紹介した。尹社長の演説のテーマは「モノのインターネット(IoT)の無限の可能性を開く」だった。知能化した先端センサーがIoTには必須である点を強調したのだ。
だが、韓国の全般的なセンサー産業競争力は非常に弱いことが調査された。脆弱なセンサー技術力が、迫るIoT時代に韓国産業の「アキレス腱」になるとの懸念が強い。