「中利多売」の空襲…韓国製世界一流商品も揺らぐ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.08 09:04
大企業の不振はドミノのように協力企業へとつながった。造船資材や機械部品のような分野で一筋に打ち込み成長してきた強小企業が激しく打撃を受けたのだ。8万種類を超える溶接用パイプの継ぎ手を作る聖光(ソングァン)ベンドは2013年第3四半期まで3074億ウォンだった売り上げが昨年は2297億ウォンに25%減った。同社関係者は、「世界の景気が好転するまで待つ以外にこれといった対策がない」と話す。
世界的景気低迷のほかにもこれら企業には技術競争力、為替相場など克服しなければならない難関が数多くある。売り上げが140億ウォン減った重装備部品メーカーの東一(トンイル)金属は日本への輸出比率が60%を超えるが円安のため苦戦中だ。カジノ用モニター世界1位のコーテックはウォン高のため売り上げが20%以上減った。