ワクチン打っても口蹄疫、安城の韓牛に最終確診
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.07 10:36
京畿道安城(キョンギド・アンソン)の農場の韓牛が6日、口蹄疫の確診判定を受けた。この牛は前日、鼻に水ぶくれができる口蹄疫の疑いがある症状を見せて、防疫当局が現場調査を始めた。牛が口蹄疫にかかったのは2011年の口蹄疫発症以来4年ぶりだ。昨年12月3日、忠清北道鎮川(チュンチョンブクド・ジンチョン)で初めて発生して以降、全て豚だけがかかっていた。農林畜産食品部によれば今回、口蹄疫が発生した農家では47頭の牛を育てている。問題は、昨年11月に農場が今回の口蹄疫確診牛を含め全ての牛を対象にワクチンを接種したという点だ。ワクチンの信頼度に疑問が提起されている理由だ。しかもこの農家半径3キロ以内には100軒の農家が牛4500頭と豚1万4000匹を飼育しており、周辺農家への伝染も憂慮されている。
この日、安城の韓牛農家だけでなく龍仁(ヨンイン)2カ所の豚農家で疑いが申告された豚も、全て口蹄疫の確診判定を受けた。京畿道は口蹄疫の確診判定を受けた23匹を全て殺処分した。また半径3キロ以内の農家に対して移動制限の措置をとった。