江原6大韓牛ブランド、口蹄疫で“焦土化”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.03 09:25
「韓牛を守るために初日の出行事までキャンセルしたというのに…」。日曜日の2日午後2時、江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)市庁の大会議室。嶺東(ヨンドン)地域を代表する韓牛ブランド「ハンウリョン」事業団のチェ・ドングァン団長は悲痛のため言葉を失った。崔明熙(チェ・ミョンヒ)江陵市長の主宰で開かれた「口蹄疫防疫対策」会議でだ。
この日、江陵市庁は一日中、衝撃から抜け出せなかった。江陵市邱井面於丹里(クジョンミョン・オダンリ)の韓牛農家で口蹄疫陽性判定が出たことが、午前10時ごろに伝えられてからだ。防疫担当公務員と畜産農家代表ら約40人が緊急招集された。崔市長は「高級韓牛ブランドを守るために全力を尽くしてきたが、信じられない…」と茫然自失した表情だった。
江陵市と畜産農家は、嶺西(ヨンソ)地方で発生した口蹄疫が太白(テベク)山脈を越えて嶺東地方に広がらないよう総力を尽くしてきた。一部の道路を閉鎖し、二重、三重の遮断防疫をしたが、結局、口蹄疫は広がったのだ。この日、江陵で口蹄疫が発生したことで、江原道内の高級韓牛6大ブランドがすべて影響を受けることになった。江原道6大韓牛ブランドとは▽ハンウリョン韓牛▽横城(フェンソン)韓牛▽原州雉岳山(ウォンジュ・チアクサン)韓牛▽ハイロク韓牛▽洪川(ホンチョン)ヌルプルム韓牛▽大関嶺(テグァンリョン)韓牛。