「新年の辞」2割が南北関係…自信にあふれた金正恩(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.02 10:09
◆対米関係=金正恩は、国際社会が北朝鮮の人権問題で圧迫してくることに対する不満も強く表わした。彼は「米国とその追従勢力は、私たちの自衛的な核抑制力を破壊して私たちの共和国を力で圧殺しようとする意図が実現できなくなると、卑劣な人権騒動にすがっている」と非難した。それと共に「米国は時代錯誤的な対朝鮮敵の対視政策と無分別な侵略策動に固執せずに、大胆な政策転換をしなければならない」と主張した。
核開発の威嚇も加えた。金正恩は「今日の現実は、私たちが先に軍の旗じるしを高く掲げて核抑制力を中枢とした自衛的国防力を粘り強く築いて国権をしっかりと守ってきたことが、どれほど正当だったかということを明確に実証している」と話した。それから「私たちの社会主義制度を圧殺しようとする敵の策動が継続する限り、先軍政治と並進路線を変わらず堅持する」とした。