北朝鮮「朴槿恵、外勢の力を借りて…」 韓国側に傾く中国に不快感(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.02 09:03
朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談の後、北朝鮮が中国を“外勢”と見なす発言をした。
朴大統領が訪中日程を終えて帰国してから7時間足らずの1日午前1時48分、北朝鮮の対南機構である祖国平和統一委員会(祖平統)は、先月27日の韓中首脳会談と29日の清華大演説でした朴大統領の「北核不用」「核・経済並進路線不可」発言などについて、「われわれの尊厳と体制、政策路線に対する正面からの挑戦であり、容認できない重大挑発」と非難した。さらに「朴槿恵の思惑は外勢の力を借りてわれわれを武装解除させ、反共和国な国際協調でわれわれの体制を変化させようというものだ」と主張した。
韓国政府当局者は「北『外勢の力を借りて』という表現を使ったのは中国に対する不快感を表したものだ」と分析した。北朝鮮は昨年12月の長距離ロケット発射後、国連の対北朝鮮制裁に中国が参加すると、「責任がある大国が揺れている」とう回的に中国を批判したことがあるが、その後は中国に対して慎重な態度を維持してきた。このため、朴大統領と習主席の首脳会談で合意した対北朝鮮協調の雰囲気に対し、危機感と同時に内心を表したという分析だ。