粒子状物質との戦争…中国、電気自動車で突破
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.26 10:53
今月17日、中国北京の采育経済技術開発地域に位置する北京自動車(北京汽車)グループの新エネルギー自動車有限公社本社。ここの駐車場には発売されたばかりの電気自動車EV200とES210が400台余りずらりと並んでいた。充電中だった。先月10~11日に北京で開かれたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の際に行事車両として支援された電気自動車「ソンバオ」も目を引いた。SKイノベーションと共同開発したリチウムイオンバッテリーパックが装着された車両だ。ここの責任者であるハオ・ツーミン党委員会副書記はこの日、環球時報などの韓中日共同取材団に「長距離旅行は高速鉄道を利用するため市内では30分充電で200キロメートル走行する電気自動車だけでも充分だ」とし、「価格をさらに低くした普及型(80キロメートル)も研究開発中」と明らかにした。
中国がエコカー開発に拍車を加えている。今年1-3月期~7-9月期だけで電気自動車2万2258台、ハイブリッド自動車1万5905台が売れた。自動車会社の比亜迪は「E6」の他に「E3」と「E5」発売計画も明らかにし、長安自動車も「EADO EV」を発売する予定だ。