北朝鮮、映画『ザ・インタビュー』のオン・オフ配給に「物理的対応しない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.25 16:00
北朝鮮が、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を題材にしたハリウッドコメディ映画『ザ・インタビュー』のオン・オフラインでの配信・上映について物理的対応をしないという立場を明らかにした。国連駐在北朝鮮代表部のキム・ソン参事官は24日(ニューヨーク現地時間)、AP通信とのインタビューで「映画は私たちの主権と最高指導者の尊厳に対する許すことのできない嘲弄」としながら「映画のオンライン配信と劇場上映に反対する」という立場を明らかにした。
映画の配信・上映に対する措置を取るのかという質問には「物理的対応には出ない」として直接介入の可能性を否定した。これは『ザ・インタビュー』の製作会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)のハッキングについて北朝鮮関与説を否定する一環と分析されている。キム参事官は「ソニー・ピクチャーズエンタテインメントがハッキングされたことと北朝鮮は関連がなく、これを証明することもできる」として北朝鮮の共同調査の提案を米国が拒否したことについて不満を表した。