「最高尊厳」守ろうとしてブーメラン受けた北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.24 09:05
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を扱ったハリウッドコメディー映画『ザ・インタビュー』で生じた葛藤が、米国-北朝鮮の「サイバー戦争」に広がった。今月初めまで北朝鮮-ソニー・ピクチャーズ(映画製作会社)だった葛藤の主体も、オバマ政権と金正恩政権の政府間対決に変わった。分岐点はソニー・ピクチャーズの『ザ・インタビュー』上映取り消しと米連邦捜査局(FBI)の捜査結果発表だ。
ソニー・ピクチャーズが「テロの脅威などで映画館の確保が難しい」として上映を取り消した17日(現地時間)、北朝鮮の「最高尊厳」(金正恩)死守は成功するかのように思われた。しかし19日にFBIがソニーハッキングを北朝鮮の仕業と公式発表し、雰囲気は変わった。FBIは「ハッキング攻撃に使用されたデータ削除用の悪性ソフトウェアが北朝鮮ハッカーが過去に開発した他の悪性ソフトウェアと連携していることを確認した」と明らかにした。