オバマ大統領「独裁者が米国を検閲…北朝鮮のテロ支援国再指定を検討」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.22 09:20
米国と北朝鮮の間に過去の核・ミサイル危機に次ぐ「サイバー危機」が高まっている。米国政府が金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を描いたコメディ映画『ザ・インタビュー』を制作したソニーピクチャーズをハッキングした背後に北朝鮮を指定してだ。
オバマ米大統領は21日、CNNとのインタビューを通じ、「北朝鮮をテロ支援国に再指定することを検討する」と明らかにした。2008年にテロ支援国から解除された北朝鮮が再びテロ支援国に指定されれば、これまで水面下で行われていた米朝対話の断絶だけでなく、南北関係改善に向け朴槿恵(パク・クネ)政権が今後北朝鮮への融和措置に出るのも難しくなる。オバマ大統領は続けてソニーピクチャーズへのハッキングを「サイバーバンダリズム(文化破壊行為)」と規定した。米国はまた、英国、日本、オーストラリア、ニュージーランドなど友邦と韓国のほか、中国、ロシアにも北朝鮮のサイバー攻撃に対する共同対応を要請し対北朝鮮国際共助構築に出た。