【社説】魂の抜けた韓国水力原子力、原発災難が心配される
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.22 09:32
古里(コリ)・月城(ウォルソン)原発の機密図面と職員の個人情報が外部に流出してインターネットに堂々と出回る事態が起きた。原子力発電所を管理する韓国水力原子力(韓水原)はこのような渦中にも3日間もこれを放置して流出拡散をあおった。どのような資料がどのようにして、どれくらい流出したのかまだ全貌も把握していないという。
今月15日、「Who Am I」というIDのブロガーが自身を「原発反対グループ韓国支部長」と明らかにしてネイバーブログに原発攻撃を示唆するメッセージを残した。当初、韓水原側は「個人ブロガーの確認できない行動にいちいち対応できない」との理由で放置したと説明していたが、その後「ブログの存在自体を知らなかった」と言葉を変えた。問題のブロガーは17日、元・現韓水原職員1万799人分の個人情報を公開し、翌日18日には原発の配管設置図や主要機器系統図、制御プログラム解説書などを掲載した。韓水原はその時になって初めて該当ブログの閉鎖を要請し、検察に捜査を依頼した。韓水原側は「流出した資料は社内教育用」であり「ハッキングの形跡はなかった」という言葉だけを繰り返している。そのような韓水原に対し、問題のブロガーは「クリスマスに再び流出資料を公開する」と大声を上げている。