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【コラム】統一は選択の問題ではない(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.15 15:30
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韓国と北朝鮮は、非武装地帯(DMZ)で分かれてコミュニケーションや人的交流がほとんど不可能だ。しかしDMZが韓国の唯一の障壁だという考えは禁物だ。韓国と北朝鮮にはそれぞれ経済的・理念的な分裂を助長する勢力がすでに登場して共通の未来を妨げている。これらこそが目に見えない危険な障壁だ。1960~70年代の韓国の発展を導いた驚くべき共同体意識も崩れている。このような隣国との文化的・思想的障壁はDMZよりも恐ろしい。

最悪の場合、南北はお金と財貨の流れだけで統合された国に帰結する恐れもある。

 
南北が自らの意志によったものではなく、両国に投資中の中国・ロシアまたは別の国の発展戦略に巻き込まれて統合されるケースも想定が可能だ。そのような形で統一されるならば、自ら新しい統一韓国の具体的な青写真を作れないまま、すべての水準でさまざまな世代の間の葛藤をそそのかす大変な分裂が後に続くだろう。

韓国社会のすべての水準において統合を実現しなければならない理由がここにある。これを通じて南北のだれもが同等な市民になり、共通の価値観を共有し、互いに責任を負わなければならない。万一、南と北が文化的・社会的統合を実現できなくても現在進行形の経済的統合の流れは止まらないだろう。だが、そのような統一はメキシコと米国の国境のように、今のDMZが非常に搾取的かつ否定的な様相を帯びることになるだろう。

環境的な問題も考えざるをえない。北朝鮮はすでに過度な耕作や森林破壊によって土壌が疲弊している上に気候変化まで重なって相当な面積が恐ろしいほどに砂漠化している。この乾燥地域がDMZを超えて韓国の土地に影響を及ぼせば、そうでなくても不足気味の水不足の事態をあおることになるかも知れない。韓国政府がいくら努力しても韓半島の砂漠化を防ぐには力不足だろう。結局は緊密な協力しかない。

もはや私たちは統一の不可避性を受け入れて、その過程を成功裏にするために必要な具体的な政策を樹立することに専念しなければならない。万一、今この瞬間に韓国社会の内的統合に気をつかわないとしても、経済的統合はずっと続くだろう。しかしそうした無責任な統一は、私たちの社会に分裂を招き、目に見えないそうした分裂はDMZよりもはるかに悲劇的で危険なのだ。

エマニュエル・パストリッチ慶煕(キョンヒ)大国際大学院教授

◆外部者執筆のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。


【コラム】統一は選択の問題ではない(1)

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