韓国型機動ヘリ「スリオン」 核心装置技術を移転できず国産化失敗(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.15 09:10
S&T重工業側はエアバスヘリコプターの故意的な技術移転遅延を疑っている。会社関係者は「公文書を送って回答を受けるのに1年以上かかり、設計図面が随時変化したり、以前になかった品質認証手続きが生じ、開発期間が延びるしかなかった」と述べた。
さらに今まで開発が完了した部品は80個余りだが、うち18個は監査院の調査が始まりながらエアバスヘリコプターが一斉に開発完了を承認したという説明だ。さらに開発された部品までも納品できずにいる。S&T重工業は「エアバスヘリコプターから『当初契約した134個の部品を100%開発完了しなければ一つの部品も受けることはできない』と話しているため」と明らかにした。S&T重工業とエアバスヘリコプターの間の契約書には、部品供給のための量産基準は含まれていない状態だ。