スタートする国産戦闘機事業、成功すれば経済効果60兆ウォン=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.06 10:18
国産戦闘機開発事業は金大中(キム・デジュン)元大統領が初めて提示した。2001年3月の空軍士官学校卒業式でのことだ。それから13年ぶりに空軍の主力戦闘機KF-16を置き換えるプロジェクトが第1歩を踏み出すことになった。
国産戦闘機開発は世界5大自動車生産国入り達成に続き韓国が航空先進国に進入するという意味がある。防衛事業庁関係者は、「航空機を開発する過程で多くの試練と挫折に直面するだろうが、これに打ち勝ちながら膨大な技術開発と蓄積ができる。10年後に韓国は米国、ロシア、中国など世界の主要防衛産業先進国と航空分野で肩を並べられるだろう」と話した。実際に世界唯一の超音速高等訓練機のT-50を開発した韓国航空宇宙産業(KAI)はインドネシアに16機、イラクに24機を輸出したのに続き、航空機の本場である米国にもT-50の輸出を推進中だ。実際にT-50を開発して蓄積したノウハウを基にヘリコプター「スリオン」と軽攻撃機FA-50の生産と輸出につながっただけに、今回の事業で韓国の航空産業が一段階アップグレードされるという話だ。