特許数同じのソウル大と東大、ロイヤルティ収入は大きな格差(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.15 09:06
「今日の韓国経済を作った主役」。過去工科大学に捧げられた献辞だ。だが、最近は「現実とかけ離れた論文中心の研究をする」「これ以上昔の工科大学ではない」という声が多い。韓国と教育システムや環境が似た日本の大学の革新事例を通じ今日の韓国の工科大学の姿を振り返ってみた。韓国の大学街に吹きつつある変化の風も紹介する。
#レゾニック・ジャパンの川口卓志代表は8日にドイツ出張から帰ってきた。彼の会社は3次元計測専門のベンチャー企業だ。機械部品などの重心や慣性モーメントを測る精密技術を持っている。川口代表は東京工業大学(機械工学科)博士課程時代に会ったドイツ人留学生と創業した。学校の支援を受け2011年にドイツ本社のレゾニックGmbH、昨年に日本子会社のレゾニック・ジャパンを設立した。恩師である大熊政明教授も参加した。彼の会社は今年4500万円の売り上げを出した。