呉昇桓（オ・スンファン、３２、阪神）のグアム自主練キャンプが人気だ。阪神の新鋭選手らが先を争って呉昇桓と一緒にすると決心している。

日本の「サンケイスポーツ」は８日「外野手の伊藤隼太（２５）が呉昇桓のグアム自主トレに合流するかどうか検討している」と伝えた。伊藤は阪神のレジェンド金本知憲の後継者に挙げられている若手打者の１人だ。これに先立ち阪神の右腕投手・金田和之（２４）と岩本輝（２２）が呉昇桓のグアム自主トレを共にすることにした。

呉昇桓は最近数年グアムで練習してきた。国内で８年間活躍した古巣チームのサムスンが最近数年間、第１次スプリングキャンプ地としてグアムを選んだ。グアムは最高気温が３０度に迫るほど暖かい。また練習施設がよく備わっている。昨年は林昌勇（イム・チャンヨン）や権五俊（クォン・オジュン）らと１２月中旬から玉のような汗を流していた。

阪神選手たちにとってグアムは別の意味もある。特に金田と岩本は「技量を高められる機会だ」と話した。金田は「（呉昇桓の練習過程を）自分のものにしたい。オフシーズンに十分な体力訓練で来シーズンの土台にする。呉昇桓先輩の“石直球”からヒントを得たい」と誓った。ここ２年間で目立った活躍を見せられなかった岩本も「グアムで自分の皮を破りたい」と固い覚悟を表わした。このメディアは「呉昇桓が虎軍団（阪神）の未来を担う男たちを集結させている」と伝えた。