結婚の良いところについて韓国未婚男女は「精神的な支え」を、日本未婚男女は「子供の出産」を一番に選ぶなどそれぞれ違う回答が出た。

３日、韓国保健社会研究院（保社研）の「保健・福祉イシュー＆フォーカス」最新号に掲載された報告書「韓国と日本における未婚人口の結婚および子供養育に対する態度」では、結婚の利点について韓国男性の５２．３％と女性４７．６％がそれぞれ「精神的な支え」を最も多く挙げた。引き続き「現在、愛情を持っている相手と一緒に暮らせる」（男性２７．０％・女性２３．３％）、「子供の出産」（男性２１．１％・女性１７．６％）という回答が後に続いた。

韓国とは異なり、日本は最も多い回答者（男性３１．６％・女性４３．５％）が「子供の出産」と回答して違いを示した。「（結婚によって）精神的に寄りかかれる人ができる」と回答した日本男女はそれぞれ３１．０％と２９．７％で２番目に高かった。続いて「両親の安心および周囲の期待に応える」という回答が男女それぞれ１６．５％と１９．７％だった。

報告書は日本政府の「出生動向基本調査」（２０１０年）と韓国保社研の「結婚と出産に関する国民認識調査」（２０１３年）の結果を通じて両国の未婚男女の結婚に対する態度を比較している。今回の調査は１８～４９歳の未婚男女が質問対象者だった。日本の調査には１万５８１人が、韓国調査には１５００人が質問に応じた。