延坪島砲撃から4年…北の新型放射砲vs南のスパイクミサイル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.21 09:24
2012年8月25日。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は数十人の軍幹部を元山に呼び集めた。軍事政策を決める中央軍事委員会の幹部はもちろん、軍団長級以上の高位将領(将軍)が対象だった。ここで「来年(2013年)末までに全面戦争ができるレベルに準備を終えろ」と指示したと、情報当局は把握している。「訓練の強度を高めろ。各種武器を現代化し、新しい武器を配置しろ」とも命じた。
情報当局は金正恩のこうした行動の背景に、2010年11月23日の延坪島(ヨンピョンド)砲撃があると分析している。情報当局者は「2000年代後半に後継者に内定した金正恩が延坪島砲撃挑発の直後、韓国軍の反撃を見たし、西北島嶼地域でいつでも交戦が生じる可能性があるという点を悟ったのだろう」と話した。