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「数兆ウォンのKAMD構築する」韓国、北の低価格無人機に対応できず(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.04 09:51
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2000万ウォン(約200万円)台の無人航空機に青瓦台(チョンワデ、大統領府)の上空まで侵入された。

中央日報が3日、航空機専門家らに無人機の構成材料である機体・エンジン・飛行制御コンピューター(FCC)・衛星利用測位システム(GPS)装置などの国内での価格帯を推算した結果、2000万ウォン台で製作できることが分かった。韓国軍は、韓国哨戒艦「天安」爆沈を主導した北朝鮮の偵察総局が無人機を飛ばしたとみている。

 
1機あたり2200億ウォンもする対北朝鮮偵察装備のグローバルホークを導入することにしたほか、ペクリョン島・延坪島(ヨンピョンド)には1機あたり3億ウォンのスパイクミサイルを実戦配備し、最先端戦力で抑制戦略を立てたが、実際、北朝鮮偵察総局の“低価格戦略”に対応できなかった。

坡州(パジュ)で墜落した無人機の機体は主な材料がレーダー電磁波を反射しないポリカーボネート。無人機(長さ1.43メートル、翼幅1.92メートル)よりはるかに大きい横・縦それぞれ10メートルとしても、ポリカーボネートは160万-200万ウォン。胴体の核心部品は日本製の2気筒グローエンジンだ。専門家らは180万-200万ウォンで購入できるという。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)上空を撮影したキヤノンDSLR 550Dカメラは120万ウォン程度。写真作家のキム・ヨンホさんは「専門家よりも写真が好きなアマチュアがよく使うカメラ」と話した。キヤノンDSLR 550Dには50ミリの短いレンズが装着されていた。青瓦台のような主要施設を撮影するには望遠レンズや広角レンズを使うのが常識だ。軍の関係者は「無人機の重さを抑えるために一般カメラを装着したようだ」と分析した。

軍が調査中の衛星利用測位システム(GPS)などと通信装備は性能別に価格が千差万別だ。無人航空機の材料などを販売するRCホビーのチョン・ウンジョ代表は「簡単な製品は数十万ウォンにすぎないが、数十キロまで操作が可能な高級センサーは価格が数百万ウォンまで上がる」と説明した。防衛産業会社の関係者は「GPSを含め、数十キロ以上統制が可能な通信装備パッケージ商品は500万ウォン-600万ウォンほど」と話した。しかし軍当局がこの日、国会国防委員会所属の議員に説明した内容によると、GPS装備は数十万ウォン台の旧式だったという。

「キヨンナルジャ(起用日)」という文字で北朝鮮製を確認させたリチウムバッテリーは国内では数万ウォン。無人機に使われるジャイロセンサーは国内では10万ウォン台半ば。無人機で最も高い部品は飛行制御コンピューターで、国内では1000万ウォン台。無人機が強風などで揺れないようにする装置だ。


「数兆ウォンのKAMD構築する」韓国、北の低価格無人機に対応できず(2)

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