「ゲームはいけない」先入観から捨ててこそ…創造産業の花が咲く=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.14 16:58
「ゲームは私が消すまで終わらない」。ある“満レベル”の達人の言葉だ。満レベルとはオンラインゲームなどでキャラクターのレベル数値が限界点に達したことをいう言葉だ。特にロールプレイングゲームはユーザーがストーリーの中のキャラクターを演じながら楽しむもので、ゲームに「終わり」というものはない。最高レベルを達成してもユーザー間のさまざまな交流が可能で、ずっとゲームを楽しめるのが特徴だ。
韓国ゲーム市場もこのような姿だ。ゲーム産業に「ストップ」というものはない。成長率はやや減少したが、安定したインフラを基盤に依然として多くのユーザーを保有している。韓国コンテンツ振興院の資料によると、昨年の韓国ゲーム市場の規模は2012年比0.3%減の9兆7198億ウォン(約1兆円)と推算された。2008年以降、毎年10%以上の成長を維持してきたため、マイナス成長は業界に衝撃を与えた。韓国コンテンツ振興院は2014年以降にも国内ゲーム市場規模は10兆ウォン台には乗らず、9兆ウォン台で小幅の騰落を繰り返すと予想している。