ネクソン創業者「規制に縛られた韓国ベンチャー、ゲームにばかり偏りもどかしい」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.02 11:21
世界のIT市場は地殻変動中だ。アップル、グーグル、アマゾンは絶えず有望なスタートアップ企業を見つけては買収しており、世界最大のオンライン商取引会社の中国アリババは米国証券市場でのデビューを控えている。グローバル企業が息が切れるほど動いているいま、韓国ITベンチャー第1世代の金正宙(キム・ジョンジュ)NXC代表に会った。20年前にゲーム会社のネクソンを創業した彼は数年前から韓国、米国、欧州を行き来しながらグローバルスタートアップに注視している。自ら「私はあちこち動き回る運命がある」と話す彼は1年の3分の1以上を海外で過ごす。
先月31日に京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)の板橋(パンギョ)テクノバレーのネクソン社屋で会った金代表は気むずかしそうに口を開いた。インタビューの間ずっと「もどかしい」「社会がもう少し柔軟になれば良いだろう」という話を何回もした。