【社説】国民が柔軟になれば外交も柔軟になる=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.11.09 13:02
中国の習近平国家主席と日本の安倍晋三首相が北京で近く初めての首脳会談をすることにした。これまでの日中関係は韓日関係に劣らず冷え込んでいた。習主席は1937年の日中戦争勃発の導火線となった「7・7事変(盧溝橋事件)」77周年記念式で日本を「日寇」と称した。そんな習近平主席が安倍首相に会うのは好悪を離れ国益追求が外交の本質であることを示す典型的な“事件”だ。
両首脳の会談に対し韓国政府は「成功の可否と関係なく毅然と対処する」という方針という。しかし内心は違うだろう。中国と日本の接近で韓国だけ疎外される可能性を懸念し苦心を繰り返すほかない立場になった。