朴大統領、カタール首長と会談…保健協力など計7件MOU締結
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.06 15:37
朴槿恵(パク・クネ)大統領は5日午後に青瓦台(チョンワデ、大統領府)で、国賓訪韓中であるカタールのシャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー首長と首脳会談を行った。朴大統領は「今年は両国修交40周年を記念する訪韓なので、さらに意味深いと考えている」として「両国は修交以後、持続的に友好協力関係を発展させてきた」と話した。さらに「両国はエネルギー分野と建設分野で緊密な関係を維持してきたが、これからはその分野を超えて保健医療・国防・情報通信など多様な分野で互いに発展できるだろう」と強調した。これに対しタミーム首長は「この後に協定とMOUに署名するはずだが、このような分野を見てみると両国関係がどれほど多様な分野で発展しているのかが分かる」として「エネルギーだけでなく保健・国防・情報通信など多様な分野で発展している」と答えた。タミーム首長は昨年6月に就任した。タミーム首長は就任前に釜山(プサン)アジア競技大会参加のために訪韓した2002年をはじめ2009年と2011年の計3回訪韓している。
両国は会談を機に「第3国共同進出協力了解覚書(MOU)」を締結した。韓国の技術力とカタールの資本力を合わせて第3国に共同進出できるよう協力を活性化させる計画だ。両国はすでに協議中であるトルコのアプシン石炭火力発電所プロジェクトをはじめ、多様な事業への共同進出を模索する。このプロジェクトは140億ドル規模だ。