「米中は敵でなくパートナー…韓日を結ぶ共同体の構築を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.07 10:10
「米国・中国は敵でなくパートナーという認識のもと、韓国・日本を一つにする安保・経済共同体を構築しなければいけない」。
6日にソウル・プラザホテルで開催されたアジア財団60周年記念行事で、デビッド・ランプトン財団理事長はヘンリー・キッシンジャー元米国務長官の「太平洋共同体(Pacific Community)」論を引用し、このように述べた。ジョンズ・ホプキンス大国際関係大学院(SAIS)中国学研究所長でもあるランプトン理事長は「米中が国際秩序をめぐり合意すること自体が実現しにくい目標」としながらも「難しい道を選んでこそ目標に到達できる」と強調した。
この日の行事には60周年記念委員会名誉委員の李洪九(イ・ホング)元首相、先週赴任したマーク・リッパート駐韓米国大使、康錦実(カン・クムシル)元法務部長官も出席した。リッパート大使は夕食会の乾杯のあいさつで、「アジア財団はアジアの平和と繁栄を追求するうえで重要な基盤を固めた」と述べた。