ギャラクシーショック、円安爆弾…「来年の経営計画組めず」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.04 09:00
今月30日から1泊2日間の日程で、ソウル小公洞のロッテホテルで韓日財界会議が開かれる。財界団体の全国経済人連合会と日本の経団連の主催で、2007年11月以来7年ぶりに再開される行事だ。両国の財界のリーダーが会合する“祭り”だが、行事を引き受ける国内実務陣は心配が多い。韓国財界を代表する会長団を構成できていないからだ。全経連の関係者は「榊原定征・経団連会長(東レ会長)ら約20人の日本側出席者の名簿はすでに受けた状態」とし「国内ではまだ出席者を確定できていない」と伝えた。入院中の李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン会長、収監中の崔泰源(チェ・テウォン)SK(株)会長をはじめ、リストラや裁判などで事実上「トップ不在中」の企業が財界30大グループのうち12グループにのぼる。
先月28、29日、京畿道龍仁のSKアカデミーでは、SKグループ社長団約30人が最高経営責任者(CEO)セミナーを行った。グループ首脳部が来年度の事業方向を議論する場だった。SKの関係者は「(新事業の検討の代わりに)トップ不在の長期化、グローバル景気の不振など危機対応の話が長くなった」と話した。