韓国GM、12年間に新車34車種、1900万台生産…毎年1兆ウォン投資(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.29 15:09
8月に「小商工人の足」とされるボックス型「ダマス」とトラック「ラボ」の生産を再開することになったのも同じ背景だ。「ダマス」「ラボ」再生産は地域経済の活性化はもちろん、これら車両を必要とする小商工人の要請を受け入れて決定した。生産再開のために韓国GMは4400平方メートル規模の軽商用車専用車体工場などに200億ウォン相当の設備を投資した。生産の再開で約200人(直接雇用)の雇用が生じたほか、協力会社の部品生産・供給再開で地域経済の活性化に寄与した。生産再開当時、安商守(アン・サンス)昌原市長は「国内唯一の軽商用車の生産再開がより大きな意味を持つことを望む」と述べた。
同伴成長には韓国GMの労働組合も一緒に取り組んでいる。労組群山支会は独自の社会貢献基金5000万ウォンを投入し、チョンアム山の堤防一帯を市民の憩い場として開発することにした。全羅北道と群山市も道・市予算を各1000万ウォンずつ出す。この資金で群山市はチョンアム山の生態環境空間を整備し、危険区間に欄干など安全設備を拡充する予定だ。職員の35%の5800人は給与の一部を韓国GMハンマウム財団に寄付している。会社は職員の寄付と同じ金額をマッチングファンドとして追加で出す。集まった基金は疎外階層向け英才学校運営、福祉施設支援、公益団体寄付金などとして使われる。チョロクウサン子ども財団に児童安全用「スマートチョロクボタン」1万個、児童関連施設1000カ所に防犯カメラを寄贈した。