北幹部、カラオケの替え歌で“射殺”…張成沢残存勢力を静粛中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.29 14:21
北朝鮮には『社会主義は私たちもの』という題名の歌がある。30万人以上の餓死者を出した1990年代のいわゆる「苦難の行軍」時代から北朝鮮住民が愛誦してきた。最近、北朝鮮労働党の高位幹部がカラオケボックスで「社会主義はお前らもの」と歌詞を変えて歌った。彼らはまた「私たちの党よ、ありがとう」という歌詞の部分を「お前たちの党よ、ありがとう」に、「憎しみは敵に、愛は祖国に」を「憎しみは本妻に、愛は情婦に」等に変えて歌ったところ、北朝鮮当局に摘発されて銃殺された。国家情報院が28日、国会の情報委員会非公開国政監査で公開した内容だ。
与野党情報委員会幹事である李チョル雨(イ・チョルウ、セヌリ党)・辛京ミン(シン・ギョンミン、新政治民主連合)議員によると、国家情報院は「銃殺された幹部は、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が北朝鮮全域を恐怖政治に陥れるなど幹部を強く締めつけていることに対する反発心から歌を改詞して歌ったもの」と明らかにした。