北、高官級協議提案の返答もせず…韓国国内でビラめぐり衝突(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.27 10:08
北朝鮮政権を批判する「ビラ」の散布をめぐる論争が増幅している。ビラ風船に対する北朝鮮軍の高射機関銃発砲(10日、京畿道漣川地域)で触発した南北間の軍事衝突が、今度は韓国内の葛藤につながった。ついに先週末、臨津閣(イムジンガク)でビラ散布賛否勢力が衝突した。今回は、北朝鮮の高射機関銃発砲後に境界地域の住民が不安感を訴え、ビラを飛ばそうとする団体を積極的に阻止し始めたのが変わった点だ。
25日、坡州臨津閣と統一展望台の一帯では一日中、保守団体会員とビラ散布に反対する住民・市民団体約400人、警察7個中隊約700人、国内外の取材陣が集まり、混乱した。対北ビラ散布国民連合などのビラ散布予告のため、民間人の統制線地域住民約120人が午前9時から農作業用トラクター20台ほどで臨津閣への進入路を防いだ。「民主回復坡州時局会議」なども前日から臨津閣に野宿し、ビラ散布を阻止した