中国人船長が取締要員の首締める…海洋警察解体発表後から軽視
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.13 09:02
グレーの模様がある白い半袖の上着とズボンを履いた男性が漁船に乗り込むと海洋警察を押し倒し首を締め始めた。さらに海洋警察のヘルメットを奪い腕を後に折った。そばにいた別の男が奪ったヘルメットと拳で海洋警察をやみくもに殴った。続いて白い服の男は海洋警察を足で蹴り船の片隅に追いやった。海に落とそうしているようだった。
12日に海洋警察が公開した中国船員との乱闘の動画だ。10日に全羅北道扶安郡(チョンラブクド・プアングン)の旺嶝島(ワンドゥンド)西側144キロメートル海上で海洋警察が撃った拳銃により中国漁船「魯営漁50987号」の宋厚模船長が死亡する時の状況が収録されている。海洋警察のカメラのバッテリーが放電しており1分6秒分だけ記録されていた。海洋警察は隊員の首を締めた白い服の男が死亡した船長とみている。当時格闘した海洋警察の検索チーム長は、「銃に撃たれた船長をヘリコプターで病院に移送した際に見た顔と動画の中の人物が一致する」と話した。当時海洋警察が漁船1隻を拿捕すると、すぐに魯営漁50987号など他の漁船4隻が集まり激しい乱闘が起きた。動画には海洋警察10人が拿捕した漁船に中国人船員数十人が乗り移る乗る場面もとらえられた。