ノーベル賞0人vs19人…韓国30年、日本146年基礎科学の差(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.10 07:57
一方、韓国ははるかに遅くの基礎科学研究を始めた。77年に米国科学財団(NSF)をモデルに韓国科学財団(現在の韓国研究財団)が設立され、本格的に基礎科学に投資し始めたのは80年以降だ。国家研究開発費(R&D)総額が1兆ウォン(約1000億円)を超えたのが93年、劉龍団長ら「国家代表級」科学者の研究を長期支援する創意的研究振興事業が始まったのは96年だ。日本の基礎科学の根が100年を大きく超えるのに対し、韓国は30年をようやく超えたところだ。
アン・ファヨン韓国研究財団成果拡散室長は「日本は1868年の基礎科学投資をはじめ、1901年から着実に候補を出した結果、49年に最初の受賞者(湯川秀樹、物理学賞)を輩出した」とし「我々は遅れてスタートし、今年初めて受賞予想者を出しただけに、失望することではない」と述べた。