予測外れた予算案…韓国、3年連続で税収不足へ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.30 15:35
最も大きな原因はやはり不況による税収減少。昨年、法人税(-4.5%)、譲渡所得税(-10.7%)、証券取引税(-16.4%)など主な税収が減少し、最大税収の付加価値税も0.5%増にとどまった。低い物価上昇率も影響した。税収は物価上昇率と実質成長率を加えた経常(名目)成長率に連動して増減するが、消費者物価上昇率が22カ月連続で1%台にとどまり、税収が予想より少なくなったということだ。ウォン高も韓国ウォンに換算される輸入物品の単価を低め、付加価値税と関税を減らす役割をした。
しかし政府も当初から国税予算案を膨らませて設定したという批判を避けにくい。ある企画財政部の関係者は「以前は1年でも予想値が外れれば関係者が辞表を出さなければならなかった」と話した。3年連続の予想値設定失敗、毎年10兆ウォン前後の誤差額発生という結果は落第点に近い。