【時論】うつ病治療できなければ、憂鬱な社会に=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.25 10:38
今や百歳の長寿時代だ。長く生きる時代には、体の健康と同じぐらい心の健康が大切だ。実際、精神が健康でなければ肉体的な健康にも問題がよく出てくる。心が元気ならば長く生きるほど楽しくて感謝もする。心苦しく憂鬱ならば、人生が長くなるほどさらに地獄のようで骨を折るばかりだ。当然、自殺の危険性も高まる。
疾病管理本部によれば、韓国の成人8人中1人が過去1年間にうつ病を患った。女性であるほど、年を取るほど、低所得層であるほど、うつ病になりやすかった。うつ病があまりにもありふれた疾患になり、その社会的損失も増え続けている。